米国が史上初の人口減少の可能性 大恐慌やリーマンショック以上に大きな打撃
米国は今年、歴史上初めて人口が減少するかもしれない。
7月26日付ウォール・ストリート・ジャーナルは「昨年7月1日までの1年間の米国の人口増加率は0.35%にとどまった。今年はほぼ横ばい状態にとどまる見通しであり、一部の専門家は今年の人口は歴史上初めて減少に転ずると予想している」と報じた。
人口減少の最大の要因は、出生率の下落である。米疾病予防管理センター(CDC)によれば、米国の出生率は2007年の1.78から低下し続け、昨年は1.07となった。...