韓国の野球代表は嫌われていた…五輪メダル無しに韓国ネット民が「いいね!」の理由
兵役免除制度の恨み
「韓国の男性は満20歳から28歳までの間に、1年半から数年間、兵役に就くことが義務付けられています。実をいうと、五輪のメダリストになれば、つまり銅メダル以上を獲得すれば、これが免除になるんです。ところが今回の五輪で、野球は出場国がたった6カ国でした。10カ国や15カ国が出場するならまだしも、わずか6カ国中の3位以上で徴兵免除になるのはおかしい、許せないということなんです。韓国のメダリストに対する優遇は他にもあります。例えば、メダルを獲得すれば一生スポーツ年金を受け取ることもできる。金額は、金メダルなら6300万ウォン(約600万円)の報奨金と月々100万ウォン(約9万6000円)の手当、銅メダルでも2500万ウォン(約240万円)と月々52万5000ウォン(約5万円)の手当。このスポーツ年金も韓国の野球代表チームの勝利があまり歓迎されない理由になっていました」(同・ジャーナリスト)
ドミニカを応援
実際、韓国でシェア1位を誇るポータルサイト「ネイバー」に並ぶ書き込みを見れば、韓国代表が哀れになるほど。
8月4日の日韓戦で敗北した後には、
〈“また野球で結果を出して恩返しします”などと馬鹿なことは言わず、軍隊に入ることで国に尽くせ〉
〈6カ国の中で3位になったら兵役免除だなんて他の種目との公平性を考えなくてはならないね〉
〈むしろBTSを兵役免除すれば、国威宣揚、経済効果が1万倍以上あると思う! 本当にこれが公正なのかよ!〉
さらに、5日の敗者復活戦でアメリカに敗北し、7日の3位決定戦でドミニカと対戦することになった後も、
〈ドミニカは死に物狂いで韓国に勝ってください。(韓国選手たちは)絶対に銅メダルを取ってはいけないです。自分の税金で(韓国選手の)一生の年金を払うと思ったら、高血圧で倒れそうです〉
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