韓国の反日教授が「iPhone広告の旭日旗デザイン」に抗議、「切ったピザを見ても旭日旗だと騒ぎだしそうだけど」の声

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「この教授、ピザはどうやって食べるんだ?」

 徐“反日”教授は以前、ジャスティン・ビーバーが日本の音楽番組に出演した際に身に着けていたのが“旭日旗ジャケット”だと問題提起していたことがあった。その時の口を極めてののしるようなスタンスと比べると、今回は相手方に配慮した物言いであり、丁寧な対応を行っているようだ。

 ところで、この反日教授は気付いていないだけなのか判然としないが、彼が指摘するように動画における鍋が旭日旗デザインなのであれば、例えば、料理する男性の背後に映し出されたサーフボード(写真参照)も同様に旭日旗デザイン扱いをされなければならない。

 また、韓国版iPhone12公式ページの「iPhone12 Pro及びiPhone12 Pro Max」欄に使用されている画像(写真参照)はどうなのか。こちらには、iPhone12の画面に黒人女性の写真がはめ込まれており、その女性の背景から白と黄色の線が放射線状に伸びているのだ。

 徐教授を冷ややかに見る韓国民からは、「この教授、ピザはどうやって食べるんだ? 切ったピザを見ても旭日旗だと騒ぎ出しそうだけど」「東京五輪のホールドが旭日旗なら、国会議員のバッチだってそうじゃないか?」「次回開催国のフランス凱旋門(も、そこから伸びる道路や街並みを上空から見れば放射線状なので)旭日旗だけど」といった真っ当な指摘が、僅かながら上がっているのも事実だ。

 反日教授らは特に基準もなく、放射線状に描かれたデザインが問題だと主観的に判断して騒ぎ立て、相手側を屈服させて溜飲を下げるということを繰り返してきた。その一方で、自分たちにとって都合の悪いものには波風を立てないという選択を行ってきたのかもしれない。

羽田真代(はだ・まよ)
同志社大学卒業後、日本企業にて4年間勤務。2014年に単身韓国・ソウルに渡り、日本と韓国の情勢について研究。韓国企業で勤務する傍ら、執筆活動を行っている。

デイリー新潮取材班編集

2021年掲載

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