夏の甲子園で大論争…変則投法&打法で「フェアではない」と非難された球児
8月10日に開幕した夏の甲子園。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により中止されたため、2年ぶりの大会となる。連日、球児たちの熱戦が繰り広げられる一方、独特の投法や打法が「フェアではない」と批判され、論争に発展した事件も何度かあった。
下手からの独特の投球フォームを審判に“ごまかし投法”と断定されたのが、広陵のエース・渡辺一博である。1980年のセンバツ直前、渡辺のいったん停止してから投げる変則フォームが、高校野球連盟から「(ルール違反の)三段モーション」とクレームがつき、二段モーションに直すよう指導された。...