令和の中学受験、「進学塾」と「家庭」の役割が入れ替わる?

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少子化でも激化する首都圏の入試

 令和時代に入って、首都圏の中学受験がますます過熱している。端的に言えば、中学入試の受験者数が年々増えているのだ。

 少子化が叫ばれてはいるが、「中学受験熱」の高い都心部にしぼって見るならば、児童数は増加の一途を辿っているし、近年の大学入試改革の混乱ぶりを目の当たりにした小学生保護者がわが子の「学校歴」の道筋を早期に決めたいという動きが加速している。さらに、昨年のコロナ禍の学校休校期間中、私学の大半がオンラインを活用した教育を充実させたこと……。...

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