金メダル「稲葉篤紀監督」は来季「日ハム監督」とうっかり漏らした原監督 番記者は唖然

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笑いながらあっけらかんと

 それは、日ハムとは全く関係のない、巨人の二軍施設・ジャイアンツ球場での出来事だった。ちょうど侍ジャパンの一次リーグが終わったばかりの7月29日、巨人の原辰徳監督(63)を番記者らが囲んでいた。話は当然、五輪に及んでいく。すると、原監督は稲葉氏をベタ誉めし出したという。

「『朗らかで、包容力もある人格者』、『監督経験がなくていきなり代表監督になるっていうのはすごいこと』。かつてWBC連覇を経験した原さんも、稲葉さんを評価してかわいがっているんだなぁと思って、記者たちは聞いていたようです」(スポーツ紙デスク)

 だが、記者らはその後のセリフに絶句したという。

「原さんはあっけらかんと、『稲葉くん、これが終わったら、ハムの監督やるみたいだよ』と言い放ったのです。どうやら原さんは菅野が五輪に欠場するなどの連絡で、稲葉さんと直接、話をする中で聞いたみたいなのです。“本人もやる気満々なのか”と騒然となりました」(同)

 とはいえ、まだ後半戦も始まっていないタイミングである。栗山監督が辞任することも正式に発表されているわけではない。

「さすがに、雑談で出てきたこの話を記事にするのはまずいだろうと皆が考え、どこも記事にはしていません。ただ『やっぱり、もう決まっていたんだ』と誰もが合点した瞬間でした」(同)

 本人不在の場所で、大先輩から去就をバラされてしまった稲葉氏。五輪という大役を終えたばかりだが、これから栗山監督の采配をじっくり見ながら、新政権の構想を練っていくのだろうか。

デイリー新潮取材班

2021年8月8日掲載

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