陸上400mリレーで金メダルが狙える科学的な理由 走者4人の「最高記録の平均値」が重要
7月31日に行われた男子100メートルで、出場3選手がいずれも予選敗退に終わった日本の陸上短距離勢。
しかし、落胆するのはまだ早い。8月6日に決勝が行われる4×100メートルリレーでは、十分“金”が狙えるのだという。
その理由を科学的に解説してくれるのは、元鹿屋体育大学教授の松尾彰文氏だ。2019年まで日本陸上連盟の科学委員としてデータ分析を手掛けた同氏は、
「注目したいのは、400メートルリレーを想定して計算した、各国の上位4名のシーズン最高記録の平均値です」
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