「英語の試験で20点以上とったことがない」野球少年がアメリカの大学院で「考古学者」になれたワケ
沈没船をはじめ、水中に沈んださまざまな遺跡を研究し、水に関わる人類の歴史をひもとく――それが水中考古学だ。
まだまだマイナーで、日本人研究者も少ないこの学問で、世界を舞台に活躍するのが山舩晃太郎氏だ。小学生時代からプロ野球選手を目指し、「英語なんて使わないから勉強する意味ない」と豪語していた彼が、どうしてアメリカで水中考古学を学ぶことを決意したのか。初著書『沈没船博士、海の底で歴史の謎を追う』から一部抜粋・編集してお届けする。...