東京五輪で消えるワイドショーの定番ネタ スタッフを悩ますアスリート特集で

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イケメンならOK

「今大会注目の美人アスリートなんて、できない時代です。もしやるなら、ストレートに紹介するのではなく、“モデルとしても活躍している”とか“写真集も出している”、“プライベートショットも美しいと話題”など、美人要素に変化をつけるなど工夫が必要になるでしょうね」

 もっとも「ノンストップ!」(フジテレビ)では、「東京2020オリンピック 注目のキュンメダリスト!」と題し、“キュンなアスリート”を紹介する企画を放送している。

「イケメン評論家の沖直実さんによるイケメン紹介ですね。最近は女性スタッフも増えてきたので、“イケメンもやってくださいよ”なんて声も多くなっていましたし、どういうわけかイケメンには苦情も来ません」

 ジャニーズのアイドルやイケメン俳優、男性アスリートが上半身裸になって、筋肉を褒めあげたりする声もあるけれど……。

「世間的にもテレビ業界的にも、イケメンはまだ差別にはならないようです。視聴者もイケメンには寛容みたいです。もちろん、“どこがイケメンだ!”という批判はあるようですが……」

 五輪後の心配もあるという。

「大食い、早食いなどは、食べ物を無駄にするなということでやりにくくなっています。スター水泳大会は長いこと見ていませんけど、水着企画も美人企画同様、もう無理でしょうね。“罰ゲーム”という言葉も使わなくなりました。罰を与えてイジメているという印象を与えかねませんから」

デイリー新潮取材班

2021年8月4日掲載

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