「安倍前首相」に不起訴不当の判断が下って、ほくそ笑む「菅首相・二階幹事長」
不起訴の判断には納得がいかない
安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前日夜の夕食会。これをめぐる事件で、安倍氏が告発され不起訴(嫌疑不十分)となったことについて、東京の第1検察審査会は、一部容疑で十分な捜査が尽くされていないなどとして、「不起訴は不当だ」と議決した。捜査を担当した特捜部自体も、「捜査が行き届いていない」などと指摘を受ける異例の展開となったが、今回の判断に菅首相、二階幹事長はほくそ笑んでいるという。
***
最初に、これまでの流れをざっと振り返っておこう。...