侍ジャパン・稲葉監督「韓国にリベンジを果たす」 カギを握るのは控え選手?
ようやく辿り着いた東京五輪の晴れ舞台。自国開催であるからには、「国技」での金メダルは絶対に欠くことができない。国民に最も親しまれ、事実上の国技とでも言うべき野球。「侍ジャパン」の稲葉篤紀(あつのり)監督(48)が、五輪まで、そして金メダルへの道のりを語る。「週刊新潮別冊『奇跡の「東京五輪」再び』」より(内容は7月5日発売時点のもの)
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ライトの選手が後方に下がりながらグラブに白球を収める。彼はそれを拝むようにして一旦頭上に掲げ、そして跪(ひざまず)き、暫(しば)しうずくまる。...