「お笑いは一日を幸せにするけど、小説は人生の栄養になる」Aマッソ・加納が執筆を続ける理由
ネタ作りと執筆活動の違い
お笑いコンビ、Aマッソの加納愛子さんのエッセイ新連載「行儀は悪いが天気は良い」が、「小説新潮」8月号よりスタート。文芸誌での小説の発表も相次ぐ加納さんに、お笑いのネタ作りと小説執筆の違い、Aマッソとして目指す方向性などについて語って頂いた。
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――昨年の単行本『イルカも泳ぐわい。』(筑摩書房)は発売後即重版、現在は小説の発表も相次ぐ加納さんですが、これまで執筆活動への興味は?
「芸人になってからは、ネタ以外の文章を書くことはなかったですね。...