芸術界の東大「東京藝大」の鋳金(ちゅうきん)研究室に潜入 頑張れば「奈良の大仏」も作れます?!

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 累計40万部を突破したノンフィクション『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―』(二宮敦人・著)は、社会現象にもなった前人未到、抱腹絶倒の探検記。二宮氏は謎の学科・工芸科で、鋳金(ちゅうきん)、彫金(ちょうきん)、鍛金(たんきん)の“金三兄弟”の存在を知る。いずれも金工(金属加工)の技術で、鋳金は奈良の大仏を作るのに使われ、彫金はピアスや指輪など主に装飾品や飾り金具を作りだし、そして鍛金は自由の女神として結実した。教室が砂場になっている鋳金、材料となる貴金属の価格を毎日チェックする彫金、命取りになる機械しか置いていない鍛金――。...

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