熱海土石流、遺族も恐れる「盛り土」の所有者を初直撃 「警察を呼ぶぞ、警察を!」

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「妹の無念を晴らしたい」

 7月3日に静岡県熱海市を襲った土石流災害から2週間が経つ。死者18名、行方不明者12名を含む多大な被害を生んだ原因は、逢初川上流の盛り土であることが明らかになりつつある。急な斜面に産廃を含む土砂が遺棄され、この度の大雨で一気に崩壊したのだ。つまり、「人災」の疑いが濃厚なのだが、盛り土に関与する人物らは逃げの一手で、責任の所在は定まっていない。今回、週刊新潮は雲隠れを続けていた盛り土の所有者を初直撃することに成功した。

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