「熱海土石流」盛り土業者「小田原城史跡」の土地を1億3000万円で市に転売でボロ儲けの手口
熱海で発生した大規模土石流の原因となったとされる盛り土。その工事を行った業者として責任を問われているのが、神奈川県小田原市の不動産業者X社である。X社代表のA氏は地元・小田原でも、同和団体代表の名刺を持ち、いわくつきの競売物件を扱う業者として有名だった。10年前には「小田原城史跡」に指定されそうな土地をめざとく競売で落札。市に転売し、“濡れ手に粟”の利益を得ていた。
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戦国時代、北条氏の本拠地だった小田原城。「小田原城址公園」があるJR小田原駅周辺は、いまは商店街や住宅地となっているが、地下には当時の遺構が眠っているとされている。...