失踪した五輪「ウガンダ選手」 日本で働きたくもなる“最貧国の惨状”と“偽ワクチン事件”

国内 社会

  • ブックマーク

不法就労を希望!?

「生活が厳しいウガンダには帰らず、妻や子どものために日本で仕事がしたい」──こんな主旨の書き置きが、ホテルの部屋に残されていたという。

 ***

 大阪府泉佐野市のホテルから抜け出し、行方不明になったのは、ウガンダ代表のジュリアス・セチトレコ選手(20)。重量挙げで東京五輪に出場予定だった。

 書き置きの文面は英語で綴られていた。ウガンダはイギリスの植民地だったため、第一公用語は英語だ。

 7月16日の早朝、JR熊取駅の防犯カメラによく似た男性が映っていた。...

つづきを読む