熱海土石流、次に危ないのは箱根? 専門家が指摘「伊豆半島のほぼ全域が熱海と類似した地形」
近年の日本列島では、梅雨前線の停滞などにより7月上旬に大規模な水害が頻発している。2018年には西日本を豪雨が襲い、200人以上が死亡・行方不明に。また昨年の九州豪雨でも、熊本県をはじめ被害は広範囲に及んだ。この2件ではいずれも「線状降水帯」が発生しているのだが、今年もまた、それらに“酷似した状況”が展開されていたという。
気象庁のHPでは、線状降水帯について、
〈次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域〉
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