俳優・的場浩司も悩む「介護脱毛」 40歳以上男性の脱毛件数は7年前の100倍以上

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「ケツはなぁ…」

 的場さんのブログに登場する男性は、「首から下の毛を全部」脱毛しているというが、要介護者になった際、アンダーヘア以外でも脱毛を必要とする部位はあるのか。

「先に申し上げたように、絶対必要とする箇所はありませんが、実際に介護をした方が、『(要介護者の)顔がたるんでくるので、(介護をする際に)ヒゲを剃るのが大変だった』と話し、自分が介護されるときのことを考えて、ヒゲの脱毛をされた方もいます。また介護をされる立場になると、自分では手入れをすることはできませんから、ヒゲや鼻毛などが『伸びたままになってしまうのがイヤだ』と、その部位を希望する方もいました」

 だが、介護脱毛を考えている男性の多くは、的場さんのこの言葉に共感を持つのではないだろうか。「やっぱり恥ずかしいじゃん… 股間は我慢できても… ケツはなぁ…自分でも見た事がない部位を人に見せる事に抵抗があるんだよ…羞恥心…」

「デリケートな部分ですので、見られるのが恥ずかしいという患者様も多いですが、施術の回数を重ねるうちにだんだんと慣れていくようです。また医療脱毛に限ってですが、医療脱毛は医師または医師の監督、指示の下、看護師が行うものなので、『医療従事者』ということで安心される方もいます(※エステサロンでの施術は医療行為に該当しない)」

 VIOの脱毛は、毛の生えるペースに合わせて2~3ヵ月おきに、平均で3~5回通う必要があり、価格はメンズリゼの場合、3回コースは6万4800円、5回コースは9万9800円(いずれも税込)となっている。

デイリー新潮取材班

2021年7月14日掲載

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