難病患者が遠隔操作で接客する「分身ロボットカフェ」 日常会話も楽しめて女性に人気

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 難病や障害のために外で働くことができない人が、自分の分身となるロボット「OriHime」(以下、オリヒメ)を遠隔操作し、店員として接客するユニークなカフェが6月21日オープンした。東京・日本橋の「分身ロボットカフェDAWN ver.β(ドーンバージョンベータ)」である。すでに7月下旬まで、席は予約で埋まっているという。

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 オリヒメの存在は2年前、「れいわ新選組」所属で筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者である舩後靖彦議員が国会での使用を希望したことでクローズアップされた。...

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