ジャニーズWEST・重岡大毅、ゴールデンドラマ「#家族募集します」主演の実力と魅力
7月9日より放送が始まったTBS系ドラマ「#家族募集します」。主演を務めるのは、これがゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演となる、ジャニーズWESTの重岡大毅(28)。2019年から2020年にかけては5クール連続でのドラマ出演を果たし、昨年は24時間テレビのパーソナリティに、志村けんの追悼ドラマでも存在感を示した。関ジャニ∞以来、関西ジャニーズから10年ぶりにデビューしたグループのセンター……といってもその輪郭は掴めないかもしれない。はたして重岡大毅とは何者なのか――。その軌跡と魅力を『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)の著者である霜田明寛氏が解説する。
菅田将暉の絶賛
満を持して……と言ってもいいかもしれない。重岡大毅に初のゴールデン・プライム帯での連続ドラマ主演がやってきた。これはCDデビュー前のジャニーズJr.時代から俳優として活躍している重岡にとってはもちろん、ジャニーズWESTのメンバーとしても初めてのことだ。
重岡の俳優としての実力は折り紙付きで、2016年に映画「溺れるナイフ」で共演した菅田将暉は「映画界に絶対に必要な存在」(ポポロ2017年12月号)「机上の空論みたいな、二次元のものを、お芝居を通してちゃんと三次元に変換してプレゼンできる。そういう力を感じました」(ピクトアップ2016年12月号)と絶賛している。
演じてきた役柄からか、バラエティで見せる姿からなのか、明るい印象も強い。だが本人は「明るい、楽しい、多くの人に愛される、そんなイメージをもたれているとしたら、うまい仕事してるわぁ、オレ(笑)」とイメージと実際の姿のギャップを笑う。(MORE2019年10月号)
NHKドラマ「これは経費で落ちません!」で演じた役はその名も“太陽”だったが「おしゃべりでわちゃわちゃしているイメージがあるかもしれませんが、オフのときは1人で行動することが多いし、太陽とは真逆です」と語る重岡に、共演した多部未華子は「撮影現場では、監督と楽しそうにお話しされている姿をよく見かけるので意外です!」と反応している。(ステラ2019年8月9日号)
視聴者はもちろん、共演者の距離感でも、そんな印象を持つようだが、長い時間を近い距離でともにしてきたジャニーズWESTメンバーの重岡評はこうだ。(MORE2019年10月号・POTATO2020年8月号)
「実は真面目で繊細」(桐山照史)
「実は内弁慶の人見知り。初対面の人に囲まれたりすると意外に静か」(中間淳太)
「慎重で心配性」(小瀧望)
「とてつもなく繊細なガラスのハートの持ち主」(濵田崇裕)
[1/3ページ]