メガバンクも参戦「ファクタリング」の暴利年1000%! 「工事代金」や「給料」で訴訟沙汰に

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急拡大した市場規模

 実質的に「高利貸し」と変わらないのに、限度を超えた荒稼ぎも可能なビジネスモデル「ファクタリング」。企業間における「手形取引」の縮小とともに台頭し、「みずほ」や「三菱UFJ」などメガバンクも関連会社で進出した。新規業者の参入も相次いだが、少なからずトラブルも生じている。

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 ファクタリングは貸金業法の枠の外に置かれ、民法466条1項に基づくビジネスモデルである。1995年には1600億円に過ぎなかった市場規模は2016年には5兆円へと急拡大。...

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