熱海土石流、地元で囁かれる“人災”説 太陽光パネルで地盤が脆弱に? 運営会社の言い分は

国内 社会

  • ブックマーク

「大きなソーラーパネルが斜面にズラッと並んで…」

 7月3日に静岡県熱海市伊豆山(いずさん)で起きた土石流災害では、現在までに7名が死亡、20名以上が安否不明となり、依然救出作業が続いている。そんな中、土石流の原因となった「盛(も)り土(ど)」を巡り、地元では“人災だ”との声が強くなっているのだ。

 ***

 発生翌日に現場を視察した静岡県の難波喬司副知事は、今回の災害について「山林開発の影響はあると思う」と、人為的な要因があったことを示唆。そして災害の元凶だと盛んに報じられているのが、土石流が起きた逢初(あいぞめ)川の上流にあった造成地、いわゆる「盛り土」の崩壊である。...

つづきを読む