カルディ、見かけたら即買い…おススメ「入手困難」厳選5品

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 世界中の輸入食品やオリジナルブランドの商品が揃う「カルディコーヒーファーム」。テレビや雑誌で取り上げられた商品は、すぐさまSNSで情報が拡散され、たちまち入手困難な人気商品となる。SNS上には「売り切れで泣いた」「今日も買えなかった」「数軒はしごしてやっと手に入れた」と、カルディ商品の情報が常に行き交うような状態だ。そんな入手困難の常連商品から、5つを厳選して紹介する(値段はすべて税込み価格)。

開店から1時間経たないうちに

〈【冷凍】マリトッツォ 270円〉

「いつ行っても売り切れている」「カルディのマリトッツォはいつも入荷待ち」……ツイッターにこんな言葉が並ぶのは、バターと卵を多く使ったリッチで柔らかなパン「ブリオッシュ」に、生クリームを挟んだ「マリトッツォ」。大手コンビニ各社や製パン企業も続々販売を始めるほどのトレンドスイーツだ。カルディオリジナルのマリトッツォも例外ではなく、同社のオンラインストアでは「在庫なし」(7月2日現在)との表示が。さらに、販売個数も「お一人様5点まで」と制限されている。

 さて、その味だが、そこそこボリュームがあるものの、あっさりとしていて食べやすい。ブリオッシュ自体はバターや卵の風味が弱い気がするが、クリームは甘さ控えめで、オレンジピールの味と香りが爽やかだ。毎日食べても飽きることのないほどの食べやすさが、人気が続く理由なのだろう。

〈ぬって焼いたらカレーパン 110g 306円〉

 マスコミに取り上げられ、人気が爆発した「ぬって焼いたらカレーパン」。食パンに塗って焼くだけでカレーパンになるトースト用クリームだ。千葉県内のある店舗では、「毎日入荷されるのですが、開店から1時間経たないうちに売り切れちゃうんです」と、店員もその人気に驚いていた。

 まずは4枚切りの食パンに塗って、トーストした。しかし、クリームがパンの風味に負けてしまい今ひとつだった。割とあっさりした味わいなので、6枚切りの食パンにたっぷり塗るのがおススメだ。食べてみるとザクザクとした食感とカレーの味わいで、なるほどカレーパンのよう。だが実は、カレーパン以上に「カール」のカレー味を思い出させた。思えば、2017年に販売が終了してしまったカールも、多くの人が好む味だった。これと食パンさえあれば、朝食におやつに、いつでもカレーパン(のようなもの)を食べられるという手軽さもいい。

本場タイでも人気

〈【冷蔵】うにバター 95g 567円〉

 こちらもオンラインストアでは在庫切れ(7月2日現在)の人気商品。うにをバターに練り込んだ「うにバター」は、トーストしたパンに塗るのはもちろんのこと、熱々のご飯に載せて食べても美味しい。しかし、もっともおススメは、パスタだ。乾麺100gを茹で、大さじ一杯分のうにバターを加えてよく和えれば、ウニの風味が強い一皿になる。そのパスタの上にウニをほんの少しトッピングしようものなら、本物のウニだけを使ったと言っても、疑問を持たれることはないだろう。ただ濃厚がゆえに、食べ進むと若干クドさを感じてくるので、大葉やバジル、小ネギといった香草を加えると良さそう。

 1箱で8人分作ることができるので、1人前71円。同じくカルディで販売している「モンスーロ スパゲッティ 500g 238円」を使えば、ソースと合わせて1人前約118円で、濃厚なウニのパスタが味わえる。味、コスパともに大満足の一品だ。

 本場タイでも人気を誇る「ロイタイ(Roi Thai)」のレトルトカレーシリーズのなかでも、一番人気となっているのが「グリーンカレー」だ。シリーズにはほかに、レッドカレー、マサマンカレー、イエローカレー、トムヤムスープがあるが、グリーンカレーだけが売り切れということがよくあるのだという。

 ジュースの紙パックのような容器に入ったスープ状のカレーに、鶏肉やナス、タケノコなどを加えて煮込めば、本格的なグリーンカレーができあがる。筆者は鶏肉の代わりに豚肉、タケノコ、シメジを加えて、仕上げにバジルを添えた。ありものでアレンジを加えても、美味しいグリーンカレーになった。

 青唐辛子の刺激的で爽やかな辛さにココナッツミルクのまろやかさ、コブミカンやレモングラスといった各種香辛料の風味に、魚醤の旨味もしっかり感じる。グリーンカレーの特徴である辛さも、旨さを邪魔しない絶妙なラインを保っている。タイでも高い評価を受けているというのが頷ける、本場の味だ。本格的で美味しいロイタイのグリーンカレーは、レトルトで日持ちもするので非常食としても常備したい。

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