事件現場清掃人は見た 孤独死した大学生と両親の関係がどうしても気になった理由
孤独死などで遺体が長時間放置された部屋は、死者の痕跡が残り悲惨な状態になる。それを原状回復させるのが、一般に特殊清掃人と呼ばれる人たちだ。長年、この仕事に従事し、昨年『事件現場清掃人 死と生を看取る者』(飛鳥新社)を出版した高江洲(たかえす)敦氏に、ワンルームマンションで孤独死した21歳の大学生について聞いた。
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長年、特殊清掃の仕事をしていると、孤独死した人の死因を聞いて稀に違和感を覚えることがあるという。
「都内にあるワンルームマンションの管理会社からの依頼でした。...