高木ブーも駆けつけた「志村けんの銅像」除幕式 兄が明かす「羽織袴姿の理由」

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 ひとりの有名人にここまで丸乗りする自治体も珍しいだろう。が、当地では志村けんはそれほどの偉人なのである。大方の日本人になじみがなかった“庭先ゃ多摩湖”東京・東村山市を、“いっちょめ、いっちょめ、ワーオ!”と独力で全国区にしたのだから。

 昨年3月に70歳で急逝した“町の英雄”を永久に讃えんと、6月26日にお目見えしたのが、東村山駅前に建立されたご覧の銅像。除幕式には志村にソックリなご令兄・知之さんや、ドリフターズの盟友・高木ブーも駆けつけ、貴重な明るいイベントに。

 高さ184センチ、重さ284キロの銅像は、地元の有志が結成したプロジェクトチームが資金調達した。全国からおよそ2700万円が集まったというから、未だ衰えぬ人気ぶりたるや凄まじい。知之さんによると、

「初めは本人がいつも着ていたジャンパーにジーンズの予定でしたが、永久に残るので羽織袴姿になりました。実際に僕が着たんですよ。それを元にしたみたいです。昔と違い、体形がそんなに変わらないんでね」

 存命のドリフメンバーのうち、銅像見たさにただ一人馳せ参じたブーさんは、

「アイツが亡くなってからね、不思議と夢枕に出てくるんですよ。生きてる頃はそんなこと絶対なかったんだけどねえ。1週間くらい前にも出てきましたよ。銅像ができるなんて大変なことだよねえ。いかりや(長介)も喜んでるだろうから」

 お披露目の翌日にも銅像には人だかりが。このまま新名所になればいいけれど……なんて余計な心配しても、怒っちゃや~よ。

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