上皇さま、ハゼ2種類を発見の“スゴさ” 現役研究者は「驚きと深い尊敬の念」

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 退位後初めて発表された論文の中で、上皇陛下(87)が新種のハゼ2種を発見したことが明らかになった。公務の傍ら長年ハゼの研究を続け、さらに87歳を超えて新種まで発見するとは驚きだ。ハゼの研究をする「ふじのくに地球環境史ミュージアム」の渋川浩一氏に、上皇陛下の“スゴさ”を解説してもらった。

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 魚類分類学を専門とし、ハゼを中心に研究している渋川氏は、上皇陛下の論文を読んでどのような感想を持ったのか。

「この論文は、今も上皇さまが魚類分類研究分野の第一線でご活躍されていることを世に示すものです。...

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