熊田曜子が広告塔の「ハーブ茶」が景品表示法違反 「カネになる仕事はリスクを考えずに受ける」

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 彼女からすれば踏んだり蹴ったりの心境だろうが、周囲からは“身から出た錆”なんて声も聞こえてくる。夫婦トラブルが明るみに出たタレントの熊田曜子(39)。実は彼女が広告塔を務めるダイエット食品の販売元が、お役所からお灸を据えられていたのだ。

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〈熊田曜子さんも推薦ハーブ茶〉と銘打たれた「重ね発酵ハーブ茶」の広告は、〈飲むだけ 無理せず-(マイナス)10kgダイエット〉と効果を謳っている。

 6月3日、消費者庁はこれらの宣伝文句が「景品表示法」に違反しているとして、商品を販売した株式会社ハウワイに改善を求める措置命令を出したのだ。

「本件についていえば、国民生活センターに消費者からの苦情が多数寄せられていたのは事実です」

 とは、消費者庁の担当者。

「飲むだけで痩せるなどと広告で宣伝していたのに、販売会社はその裏付けとなる資料を持っていませんでした。消費者庁として、熊田曜子さんが広告塔を務めていたことは把握しておりますが、あくまで今回の措置命令を出したのは、タレントの方にではなく販売会社に対してです」

 夫からDVを受けたとして警察に通報するなど、夫婦関係を巡るトラブルで世を騒がせている熊田からすれば、“私も騙された。被害者よ!”などと叫びたいところかもしれない。

 だが、熊田の知人はこう訴える。

「そもそも、彼女が件のハーブ茶を愛用している様子なんてなかった。私生活では普通の麦茶ばっかり飲んでいました。販売元もいろいろ問題のありそうな会社ですが、計算高い彼女は、カネになると思ったらリスクを考えずに仕事を受けるところがあるからね」

 かつて複数のタレントが、オークションサイトで商品を落札したと公式ブログに虚偽の書き込みをして社会問題化した「ペニーオークション詐欺騒動」でも、熊田は関与していたが、先の知人はこんな“余罪”を明かす。

「熊田のインスタグラムでは、特定の温泉水を推薦していますが、コレも飲んでいるところを目にしたことはないですね」

 グラドルから一転、3児の母としてママタレ路線に舵を切った彼女を信じて商品を買ったファンからすれば、裏切られた気持ちだろう。

 これらの指摘に、当の熊田はどう答えるか。

「消費者の皆様にご迷惑をお掛けしてしまったことに関しては深くお詫び申し上げます。当該商品については熊田が日常的に飲ませていただいており、担当マネージャーも撮影現場等で確認しております」(熊田が所属する事務所の代理人弁護士)

週刊新潮 2021年7月1日号掲載

ワイド特集「熊出没中!」より

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