国内トップ「京都中央信用金庫」が「ナニワ金融道」さながらの「偽装融資」 10年にわたる法廷闘争
身に覚えのない融資
「中信(ちゅうしん)」の愛称で親しまれてきた「京都中央信用金庫」。信金としては国内最大の預金量を誇る一方で、「融資トラブル」も抱えている。かつては貸し渋りで倒産に追い込まれた不動産会社社長が職員を人質に立て籠もる事件も起きた金融機関で、どんな問題が生じているのか。
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琵琶湖畔にあるリゾートホテルの元社長は、中信による「偽装融資」の被害に遭ったとして、10年にわたる裁判闘争を続けている。元社長に対する中信の不正行為が発覚したのは、籠城事件の前年、2001年のこと。...