白井健三、早すぎた引退の背景は リオ五輪後の“異変”…「昔は絵に描いたような好青年だったのに」

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 24歳の若さで現役引退――2016年リオ五輪で体操団体金メダル獲得に貢献し、個人でも跳馬で銅を獲得した“ひねり王子”、白井健三のことである。

 彼が脚光を浴びたのは13年、高校生として日本体操史上初めて世界選手権に出場し、ゆかで金メダルを獲得したときだ。その後も世界選手権で活躍した白井は、17年にはJOCの「シンボルアスリート」に選ばれた。

「異変が目に付くようになったのはその頃からです」

 と、日本体操協会関係者が声を潜める。...

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