YouTubeで空前の“小室親子バブル” 5種類に分類される動画に名誉毀損のリスクも
健全なバランス感覚
「小室さんは正直に言って、世間から総スカンを食らっています。いわば、失うものは何もないわけです。捨て身になってYouTuberに警告を発すれば、『この問題だけは小室さんを支持する』という人も出てくると思います。それが2割や3割に達するだけでも、むしろ小室さんにとってはプラスになります」(同・井上氏)
いくら小室親子に問題があると言っても、名誉毀損はよくない。それが健全なバランス感覚だ。
「無名でお金のない会社の作った商品でも、ネットで拡散すれば大きな宣伝効果を得られます。これはネットの良いところです。一方、発言力を認められていない人の罵詈雑言が拡散してしまうのはネットの悪いところです。とはいえ、どちらも本質は同じで、まさに表裏一体です。だからこそ私たちは“良識”を大切にする必要があります。『小室さん親子は確かに問題だけど、この動画はやっぱりよくない』と指摘することは重要です」(同・井上氏)
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