「卵ひとつ」で東京五輪代表を逃した男 レスリングにおける階級変更の難しさ
リオデジャネイロ五輪の銀メダリストが「卵一個」に泣き、連続出場切符を逃した。
6月12日、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京)でレスリング男子フリースタイル57キロ級の東京オリンピックの代表を決めるプレーオフが行われた。元世界王者の高橋侑希選手(27=山梨学院大職員)がリオデジャネイロオリンピックの銀メダリスト、樋口黎(25=ミキハウス)に4-2で勝って代表に内定した。
高橋は2016年のリオデジャネイロオリンピックでは代表の有力候補だったが、国内予選で敗れて出場を逃しており、嬉しい初の五輪代表となった。...