超小型電気自動車は中国製が密かな人気 日本で2人乗りはミニカー登録不可の難点
2030年までに脱ガソリン車―。政府が打ち出した電気自動車(EV)戦略の先陣を切って、超小型電気自動車が注目されている。トヨタは、昨年12月に2人乗りのEV「C+pod(シーポッド)」を企業や自治体への限定販売を開始。2022年には個人向けにも販売予定だ。一方、中国製の超小型電気自動車も昨年から販売を始め、密かな人気を集めている。
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超小型電気自動車は、“超小型モビリティ”とも呼ばれる。国土交通省は、「自動車よりコンパクトで小回りが利き、環境性能に優れ、地域の手軽な移動の足となる1人~2人乗り程度の車両」と定義している。...