白内障の負担を軽減、最先端のレーザー手術とは 手術費は5万円で日帰りが一般的
白内障は、カメラのレンズのような働きをする水晶体が白く濁り、透明性が失われてしまう目の病である。混濁によって外部からの光が遮られて視力が低下する。大きな原因は加齢で、水晶体内のタンパク質が異常に凝集することで起こる。
日本眼科学会理事長の大鹿哲郎・筑波大学附属病院眼科教授はこう語る。
「症状として最も多いのは視界が霞むこと。全体的にモヤがかかったようになります。近視はピントが合えば見えますが、白内障は全体的にぼやけてしまう。...