事件現場清掃人は見た 「30代男性」が自宅アパートで“完璧な自殺”を選んだ理由
孤独死などで遺体が長時間放置された部屋は、死者の痕跡が残り悲惨な状態になる。それを原状回復させるのが、一般に特殊清掃人と呼ばれる人たちだ。長年、この仕事に従事し、昨年『事件現場清掃人 死と生を看取る者』(飛鳥新社)を出版した高江洲(たかえす)敦氏に、首吊り自殺した30代男性について聞いた。
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特殊清掃では、自殺した人の部屋を訪れることはよくある。多くは死臭や遺体から出た体液でかなり汚れているものだが、今回ご紹介するのは最近増えつつある事例だ。...