「アジアン」解散「隅田美保がブスイジりに嫌気」は本当の原因ではないという声
遅刻魔との報道
吉本興業は6月3日、お笑いコンビ「アジアン」の解散を発表した。ツッコミの隅田美保(45)とボケの馬場園梓(40)で2002年に結成。05年にはM-1グランプリに女性同士のコンビとして初めて決勝戦に進出するなど、かつては実力を高く評価されていた。
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今後もお笑いを続ける馬場園は、自身のTwitterに「アジアンとして漫才ができて最高でした」とツイート。最後まで大人の対応を見せた。
一方の隅田はInstagramに「昔からの夢でもあった演劇の世界で本格的に芝居やミュージカルに挑戦していきたいと思っています」と投稿。どうやら、お笑いへの興味を失っているようだ。
隅田と言えば「ブスイジり問題」を思い浮かべる人も多いだろう。2人は自身の容姿をネタにし、回りの芸人からもイジられてきた。馬場園が太めの体形をデブとからかわれ、痩せ形の隅田はブスとイジられてきた。
「キャラクターも好対照な2人でした。馬場園さんは体形をネタにされても全く気にしません。一方、隅田さんは“ブス”とイジられて人気を獲得しますが、本人は納得していなかったようです。まず15年に婚活を理由に芸能活動を一時休止し、17年になるとブスとイジられるのは嫌だとブログでぶちまけ、大きな反響を巻き起こしました」(芸能担当記者)
民放キー局のプロデューサーは解散の理由についてこう話す。
「一番の理由は、隅田さんの性格です。ブスいじりが辛いというのは口実に過ぎません。厳しい言い方をすれば、彼女は芸人を続ける覚悟がないんでしょう。だから今ごろになって女優を目指すなどと言うわけです。体形をイジられても動じず、何があってもお笑いで人気者になりたいという馬場園さんの姿勢とはあまりにも違いすぎます。今では馬場園さんのほうが圧倒的に人気があります。結局“コンビ内格差”が解散の原因なのです」
酒のトラブル
2018年にアジアンは「ダウンタウンなう」(フジテレビ系列:2015~21年)に出演。隅田が芸能活動を休止したのは婚活が理由ではなく、酒に泥酔しての遅刻癖だったことが明らかにされた。
「何しろ午後1時の出番なのに音信不通で、やっと連絡が取れたのが午後6時だったというエピソードが紹介され、松本人志さん(57)が絶句したのも話題になりました。吉本興業の劇場を全て出禁になったのも当然でしょう。プロとしてはあり得ない話です」(前出の記者)
いくらお笑い芸人でも、活動停止の理由が「泥酔」と発表するわけにはいかなかったようだ。そこでアジアンと吉本興業で話し合い、「婚活」という口実を考えだしたという。
「ただし、実際に隅田さんが婚活をしていたのは事実だったようです。それよりも『ダウンタウンなう』の報道後、日刊ゲンダイが泥酔の原因を『歌舞伎町のホストクラブにハマっていた』と解説し、こちらも話題を呼びました」(同・記者)
アジアンは17年、「女芸人No.1決定戦 THE W」(日本テレビ系列)の決勝に進出。コンビとしては2年8か月ぶりとなるテレビ出演を果たした。
彼女たちの“復活”を喜ぶ声は多かったのだが、前出のプロデューサーはテレビを見て驚いたという。
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