深田恭子、適応障害の原因は 恋人との関係、オーバーワークの実態は

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 健康的で朗らかで、およそ病とは無縁の印象だった深田恭子(38)。「深キョン」の愛称で親しまれる彼女が突然の活動休止を発表した。

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「奇跡のアラフォー」と称される深田恭子も、何処かで無理が生じていたのだろう。5月26日、所属事務所のホリプロは彼女の芸能活動休止を発表。医師から「適応障害」であると診断されたことを明かした。

 皇后雅子さまも長年苦しめられてきたこの病についての仔細は後述するが、近年は患者数が急増中。厚労省の統計によれば2002年には全国で約9千人だった患者が、17年には約10万1千人と10倍以上も増えている。急激な環境の変化やストレスが原因となり、老若男女、誰でもなりうる病と言われているのだ。

「昨年の春頃から体調を崩していたと事務所は説明していますが、異変は誰の目にも明らかでした」

 と振り返るのは、大手スポーツ紙の芸能担当記者。

「深キョンが最後に公の舞台に姿を現したのは、休養発表のわずか2日前のこと。熊本復興支援を兼ねた『午後の紅茶』の新商品お披露目会に登壇しましたが、とにかく覇気がなかった。声もかすれ気味で呂律も回っておらず、痛々しく聞こえましたね。熊本産イチゴを試食する場面では手元がおぼつかない様子で、口に運ぶ前に落としてしまうハプニングもありました」

 直近の彼女をみても、抜群のスタイルは健在だが手足は折れそうなほど細く、頬はこけて激ヤセした様子(掲載の写真)がうかがえる。

 結果的に7月から放送予定だったフジテレビ系の連続ドラマは降板となったが、この1年を振り返っても複数のドラマ出演に加え、声の出演も含めれば3本の映画撮影に臨み、8社のCMに起用される売れっ子だった。こうしたハードワークが病の原因と指摘する報道は多く、「女性自身」では5月中旬、撮影中に倒れて映画が制作延期となったエピソードも紹介されている。

 だが、それ以前にも彼女は撮影中に倒れたことがあると明かすのは、さる民放関係者だ。

「昨年の秋頃、出演していたドラマの撮影現場で深田さんはセリフを喋ることができず、突然奇声をあげて立てなくなってしまった。テレビ局の医務室に運ばれ、その日の撮影は中止となりました」

 昨年10月には同じ事務所の石原さとみが電撃結婚したことも、深キョンの心にさざ波を起こしていた。

「彼女は石原さとみ、綾瀬はるかと共に『ホリプロ3人娘』と呼ばれ、比較されてきました。それだけに、さとみちゃんの結婚発表を聞いて“どうして私は結婚できないの……”などと漏らしていたそうです」(同)

 そう深キョンが嘆くのも無理はない。2年前からは意中の彼と結婚を前提に真剣交際。40歳を目前にした彼女が、結婚できず“放置プレー”を受けていたことも、心労の一因だと指摘する報道も散見された。

 その恋人の名は、シーラホールディングス会長の杉本宏之氏(43)。不動産会社を24歳で興し、“年商200億を稼ぐ男”とも呼ばれる業界の風雲児だ。熱愛発覚当時、本誌(「週刊新潮」)の取材で彼女と結婚するつもりかと問われた杉本氏は、「そうですね」と答えるだけで多くを語らずじまい。一方でベンチャー投資家としての顔も持つ彼は、公式ブログ「起業家 杉本宏之のアメブロ」で、GMO代表の熊谷正寿氏(57)やホリエモンこと堀江貴文氏(48)、サイバーエージェント代表の藤田晋氏(48)らと会合を重ねる様子を披露。「定例会」と題して幻冬舎社長の見城徹氏(70)や、ZOZO創業者で「お金贈りおじさん」を自称する前澤友作氏(45)と、高級ワインを前に肩を寄せ合う姿をアップしたこともあった。

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