プロ選手を多数輩出!知名度は低くても、大学野球で存在感を示す地方大学
頭一つ抜けた実績の東北福祉大
今月7日に2年ぶりに開幕した全日本大学野球選手権。全国のリーグ戦を勝ち抜いた27のチームが集う「大学野球の甲子園」のような大会だ。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止になったが、一昨年は森下暢仁(広島)を擁する明治大が6度目の優勝を飾っている。
過去の優勝チームを連盟別に振り返ってみると、東京六大学野球が26回、東都大学野球が24回と拮抗しており、次いで関西学生野球が6回、首都大学野球が4回と続いている。
地方の大学では、佐々木主浩(元横浜)、金本知憲(元阪神)、矢野燿大(阪神監督)をはじめ、数々の名選手を輩出した東北福祉大(仙台六大学野球連盟)が優勝3回、準優勝5回と頭一つ抜けた実績を残しているが、近年は他にもメキメキと力をつけているチームは少なくない。...