浅草寺が商店街に立ち退き要求 数年前の「仲見世騒動」に続き
東京・浅草に立つ「浅草寺」が、店子に16倍の家賃を請求して賛否両論となった「仲見世騒動」から早や3年――。日本を代表する観光地で今度は立ち退き問題が勃発している。昭和の香り漂う商店街の一角が、存亡の機にあるというのだ。
***
浅草界隈もコロナ禍で青息吐息。そこに追い討ちをかけるような“退去要請”を受けたと訴えているのが、32店舗が加盟する「浅草伝法院通り商栄会」である。
現場は、仲見世通りから西へ向かう約200メートルの伝法院通り沿いの一角。...