小室圭さんフォーダム大卒業のウラで、秋篠宮家に異変 紀子さまの職員への「ご指導」がエスカレート
「1億4千万円の野望」に、また一歩近づいたといえようか。5月23日、眞子さまの婚約内定者・小室圭さんがフォーダム大ロースクールを修了。7月には司法試験に臨むわけだが、一方で「ご決断」を迫られる秋篠宮家は、ただならぬ雰囲気に包まれているという。
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5月23日のオンラインによる修了式では、晴れてキャンパスを後にする学生の名が1人ずつ読み上げられていった。JD(法務博士)コースを修了した408人の中には、小室さんのフルネームも見て取ることができたのだった。
「大学幹部のあいさつに続き、卒業の祝辞にヒラリー・クリントン元国務長官が登場しました。彼女は名門イェール大ロースクール卒ですが、今回、フォーダム大から名誉法学博士号を授与されたのです。その礼を述べるとともに、卒業生らにも門出の言葉を贈っていました」(宮内庁担当記者)
ヒラリー元長官は、スピーチでこう呼びかけていた。
〈皆さん、あなたたちの学位を活用し、このコミュニティーを頼ってください。不正に対して声を上げる機会が与えられたときは、常に実行してください。幸運をお祈りしています〉
世間から“不正”とみなされた自らの振る舞いに、いち早く文書の形で声を上げてきた小室さんだが、それが“幸運”を導くかどうかは分からない。ともあれ小室さんは今後、7月27、28日に行われるニューヨーク州の司法試験をリモート受験。400点満点で266点以上を取れば合格となり、その合否は10月下旬から11月上旬に判明する。
「全体の合格率は、およそ60~80%といったところでしょうか」
とは、NY州弁護士のリッキー徳永氏である。
「合格後は弁護士登録の申請を行います。その際にはすべての州に共通の『倫理試験』にパスすること、また50時間のボランティア活動へ従事した証明書の提出が求められます。いずれも、ほとんどの学生が在学中に終わらせています」
この「ボランティア活動」とは、無料の法律相談など公益的要素を持つ活動だという。
「申請が進むと、2~3カ月後に『インタビュー』と呼ばれる面接試験を受けることになります。面接官は弁護士で、ほぼ形式のみ。それが終わると、州の最高裁判事も出席する宣誓式を迎え、ここでようやく弁護士資格を得ることになる。この式典は、年明け1月になるとみられています」
それまでは勉強に打ち込むしかない。同じくNY州弁護士で信州大学特任准教授の山口真由氏によれば、
「一般的に米国の大学では、毎年サマースクールを実施するので、卒業生はすぐに寮から出されてしまいます。司法試験までの期間は、例えば夏季休暇で帰省する在校生の部屋を借り、あるいは友人宅を転々として過ごすことになります」
試験勉強については、
「レベルの高いロースクールでは“我々は学問の場を提供している”との矜持から、司法試験の対策は行っていません。従って基本的に対策は卒業後に始めることになります。予備校に入ってテキストを受け取り、オンライン上で授業をこなすなど、およそ1日10~12時間ほど勉強し、設問の傾向をつかんでいくのです」
儀式の「使者」は…
国内では現在、試験終了後に小室さんが一時帰国するのでは、といった憶測も流れている。もっとも、さる皇室ジャーナリストは、
「眞子さまが正式な皇室の儀式を経て結婚へと進まれるのであれば、小室さんも帰国せざるを得ないでしょう。ですが、現状では秋篠宮さまがおっしゃる通り、多くの国民の納得が得られていない状況が続いています」
かりに帰国すれば“会見を開け”という世論がいっそう強まるのも明白だ。
「小室さんにとって帰国のメリットは一つもありません。そもそも一般の結納にあたる『納采の儀』や、小室さん側の使者が眞子さまに結婚の日取りを伝える『告期の儀』などでは、小室家にも金銭的、人的負担がかかります。こうした儀式は省いたほうが、むしろ彼にとっては好都合です。試験に合格した後、正式な儀式を経なくてもお二人だけで入籍手続きを済ませれば、眞子さまはおのずと皇籍から離脱される。そうすれば、早速お二人での生活を始めることができるのです」(同)
それでも、結婚に至るまでには難関が待ち受けている。小室さんの母・佳代さんの元婚約者に対し、小室さんの代理人を務める上芝直史弁護士は「解決金を支払う用意がある」と明言。交渉の開始が待たれているのだが、男性の代理人である週刊誌記者は、
「向こうからの連絡を待っているのですが、何も動きはありません」
そう言うばかり。4月末には、佳代さんが体調を崩して長期入院している旨、男性が談話で明かしていたのだが、
「GW中の5月3日には、横浜の自宅付近で買い物帰りの姿を女性誌にキャッチされています。また、勤め先の洋菓子店にもすでに復帰し、これまで通りの勤務についている。男性は交渉のテーブルにつく条件として佳代さんとの対面を希望していますが、彼に会いたくないための“時間稼ぎ”だったのでは、との疑いは晴れない。交渉が進展し、400万円の解決金が支払われたところで国民の理解が得られなければ、正式な儀式にはとても進めません」(前出ジャーナリスト)
その儀式で「使者」を立てるにしても、小室家の難渋は必至である。というのも、小室さんの父親や祖父が相次いで自死したこともあり、佳代さんは現在、親戚筋とは事実上の絶縁状態にあるのだ。
かつて本誌(「週刊新潮」)に、
〈借金を申し込まれてもお断りします。関わりたくありません〉
そう明確に口にしていたのは、藤沢市に住む亡父に近い親戚だったが、あらためて心境を尋ねたところ、
「お金は貸したくありません」
そう繰り返しつつ、続けて、
「佳代さんのことが嫌いだからです。私は亡くなった敏勝さん(小室さんの亡父)が好きでした。亡くなる前はあの家族全員が好きだったのに、それがバラバラになってしまった。敏勝さんのお父さんも、間もなく亡くなりましたよね。だから佳代さんのことは好きになれません。本人(佳代さん)からの連絡も、一度もありません」
そう吐露するのだ。
親戚間で機能不全に陥っている佳代さんとともに、小室さんもまた自ら世間を狭くしているかに映る。何しろ、今回のロースクール修了式では、1人ずつ名前を呼ばれるたび画面上に学生の写真や自作のメッセージが表れ、お祝いに花を添えていたところ、小室さんは世論のさらなる反発を招かぬよう考慮したのか、メッセージはおろか写真すら表示されなかったのである。こうした現状に鑑みれば、ますます儀式なしの“強行婚”が現実味を帯びてくるのだ。
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