東証「取引時間延長」で得をするのは誰? 一般的な投資家が受ける影響は

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 東京証券取引所が取引時間の延長を検討すると発表した。現在の取引は午前9時から午後3時まで、途中1時間の昼休みを挟むから実質5時間だ。これを延ばすかという議論の引き金は、昨年10月のあの事件だった。

「当時、大規模なシステム障害が生じ、取引が終日停止して世界的なニュースに。これを受けて4月以降、障害発生時は午後2時半までに注文受け付けが再開できれば、最低でも15分は売買が行えるようルールが変更。でも、それでは短すぎる、取引時間そのものを延長してはという話になった」(業界紙記者)
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