1億円プレーヤーは2人だけ…酷使されるのに年俸が低すぎる「中継ぎ投手」を救えるか

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「夢ないよなぁ」

 プロ野球の世界において、リリーフ投手の地位を本格的に確立したのは、南海時代の江夏豊と言われている。当時、選手兼任監督だった野村克也の「野球界に革命を起こさないか」という口説き文句で抑え投手に転向し、5度の最優秀救援投手に輝いた。その後投手の分業制はさらに進み、先発投手の完投数は年々減少し、シーズンを勝ち抜くためにはいわゆる“勝利の方程式”と呼ばれる勝ちパターンを作ることが重要になっている。

 しかし、いくら分業制が進んでもなかなか評価されないのがリリーフでも中継ぎの投手たちだ。...

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