大分で起きた“村八分”事件 被害者が語る“集落の人達がやった嫌がらせ”の中身
5月25日、大分県宇佐市の山里にUターンした亀山義勝氏(72)=仮名=が8年間“村八分”にされたとして訴えていた裁判の判決が大分地裁中津支部であり、被告3人に計143万円の支払いを命じた。今どき、なかなか聞かない“村八分”の中身とは?
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亀山氏が「村八分にされた」として宇佐市と自治会の元区長3人を提訴したのは2018年10月のこと。精神的な苦痛を受けたとして、計330万円の損害賠償を求めたが、判決では自治会の元区長3人に約110万円の賠償を命じ、そのうちの1人に対して、亀山氏の通行を妨げる嫌がらせをしたとして、さらに33万円の支払いを命じた。...