少女への性的虐待の実態 チェコの衝撃ドキュメンタリー「SNS-少女たちの10日間-」が暴いた現実
全国順次公開中のチェコのドキュメンタリー映画「SNS-少女たちの10日間-」は、SNSで繰り返されている少女たちへの性的虐待の様子を可視化し、当地の警察をも動かした問題作である。が、我が国では映画より巧妙な手口で、少女たちが被害に遭っている――。
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「百聞は一見にしかず」という手垢のついたことわざ以外に、この映画に相応(ふさわ)しい言葉を思いつけない。何しろ、スクリーン上に描かれるのは「SNSの害悪」そのもの。理性のリミッターが外れてしまった男たちの醜悪な姿が、これでもかと映し出されるのだ。...