アメリカで司法試験に挑戦しても…小室圭さんに決定的に欠けていることとは

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法律事務所の支援

 フォーダム大学が公式サイトに《日本のプリンセス眞子の婚約者である小室圭》と記述したことも大きな論争を呼んだ。果たして小室さんは自分の力だけで名門ロースクールに入学することができたのだろうか?

 少なくとも1年目は学費が全額無料という奨学生に選ばれたが、この選考に《プリンセスの婚約者》と大学が認識していたことが影響を与えたのか──このような報道が連日のように行われていたことは記憶に新しい。

 そもそも、かつて勤務していた法律事務所がニューヨークでの生活費を支援していることも報じられている。眞子さまの“婚約者”でなければ、こんな特別待遇はまずないだろう。

「黒田さんは社会人として立派な経歴を持ち、だからこそマスコミも書くことがたくさんあったのです。小室さんは社会人経験が浅いにしても、ずっと三菱東京UFJ銀行に勤務していたら、マスコミや世論の受け止めは違ったのではないでしょうか。そうでなくとも法律事務所に勤務しながら、日本の司法試験を目指していたら、どうだったでしょうか。残念ながら、小室さんには黒田さんのような堅実さが感じられません」(同・記者)

司法試験の難易度

 マスコミから見ても、社会人になってからの小室さんは報道に値する要素が少ない。結局、大学時代に地元PR役の「海の王子」として活動していたことを記事にするしかなかったのだ。

 しかし、「海の王子」という過去も、世間はドン引き気味に受け止めたことは記憶に新しい。

「疑問だらけの経歴とはいえ、小室さんは眞子さまと結婚したいという意思を明らかにしたわけです。たとえ夫婦で働くにしても、それなりの収入がある仕事に就かなければならないのは当然でしょう。ところが、それが全く見えてこないわけです」(同・記者)

 読売新聞(電子版)は5月24日、「小室圭さん、ロースクールを修了…弁護士資格の試験を受験へ」の記事を配信した。

 いよいよ司法試験を受験するわけだが、法曹関係者が小室さんの将来を不安視するという記事は少なくない。

 英語のネイティブではない日本人にとって、現地の司法試験は決して簡単というわけではない。その上で、たとえ合格しても、ただでさえ競争の激しいアメリカの法曹界で、小室さんがどれだけ活躍できるかという問題も大きいようだ。

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