「松中造反」「中日内紛」「ファンの抗議行動」…交流戦3大事件はなぜ起こったか
コロナ禍が続くなか、2年ぶりに開催されるプロ野球セ・パ交流戦。過去には、グラウンド上のプレーをめぐるトラブルやファンが起こした騒動など、さまざまな事件があった。2005年から19年までの15年間に起きた“交流戦事件簿”を振り返る。
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審判の判定が分かれるほどの際どい打球をめぐり、ゲームセットに納得できない横浜ファンが深夜まで“抗議の居残り”を続けたのが、06年6月1日のソフトバンク戦である。
1点を追う横浜は9回1死一塁で、多村仁が三塁線にゴロを転がした。...