巨人「亀井号泣」、「ノーノ―未遂」、「神ってる」…交流戦、ファンの記憶に残る名場面集
5月25日から2年ぶりとなるセ・パ交流戦が始まった。昨年はコロナ禍の影響で中止になったが、2005年から19年まで15年間にわたって繰り広げられた熱戦の中から、ファンの記憶に残る名場面を紹介する。
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9回2死までノーヒットノーランに抑えながら、痛恨の一発に泣いたのが、西武・西口文也である。05年5月13日の巨人戦、西口は2回の清原和博への死球を除き、9回2死まで一人の走者も許さない。
そして、快挙達成まであと一人という場面で、清水隆行に対し、1ストライクからの2球目、「膝元に落として、ボールにしよう」と思って投じたスライダーが中に入る。...