眞子さまを待ち受ける「嫁姑問題」 現在は関係良好…しかしリスク要素も

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“苦労人”に同情されて

 コラムニストの辛酸なめ子氏も、

「30年間、純粋なお気持ちのままお育ちになった眞子さまが、果たしてクセの強い小室さん母子と一緒にやっていけるのかどうか心配です」

 そう指摘しながら、

「これまで眞子さまは、女手一つで小室さんを育ててきた佳代さんの逞しさや、世間の批判にも決してめげない図太い神経に感じ入っていらっしゃるように見受けられました。佳代さんは一時期、サングラスをかけて出勤していましたが、眞子さまも3年前のブラジルご訪問で、アマゾン川を視察された際に珍しいサングラス姿を披露されています。あれもひょっとしたら“佳代さんリスペクト”だったのかもしれません」

 それでも、

「いざ家族となると、佳代さんの小室さんへの“独占欲”を眞子さまが刺激なさるまいかと不安になります。ふとした時に“圭があなたを選ばなかったら平和な生活が送れたのに”といったどす黒い感情が湧いてきて、眞子さまに辛く当たることも考えられます」

 こうした衝突時、小室さんはどのように振る舞うかといえば、

「眞子さまの肩を持たず、ひたすら佳代さんを庇(かば)おうとするでしょう。母親が別れ話を切り出されるや否や、すかさず録音するような息子ですから、迷わず母の側について眞子さまを理詰めで追及するはずです。こんな時、一般家庭であれば妻が実家に頼るという手もありますが、皇籍離脱された眞子さまは、おいそれと秋篠宮ご夫妻に頼るわけにもいきません」

 先月鬼籍に入った脚本家の橋田壽賀子さんは昨冬、本誌(「週刊新潮」)の取材に対し、眞子さまとは皇居でのお茶会で一度だけお目にかかったことがあると明かし、

〈孫ほど歳が離れた若い女性なのに、佇まいも食事のなさり方も素晴らしく、まさに女性の鑑のような方〉

 そう讃える一方で、次のように懸念を寄せていた。

〈私みたいな古い人間は、眞子さまが世間に飛び出し、小室さんのお家に入られて大丈夫なのかと思うところはあります〉

〈眞子さまもゆくゆくは嫁姑問題で頭を悩ませるようになられるのかしら……〉

 世情を知り尽くした稀代の人間通の、まさしく慧眼である。失敗が分かっていながら結婚に踏み切るのだとすれば「若気の至り」では済まされまい。それが内親王ともなれば、なおのことである。

 皇室制度に詳しい小田部雄次・静岡福祉大名誉教授が言う。

「眞子さまは、ご自分がまったくご存知ない環境で生まれ育った“苦労人”の母子に同情なさっているのでしょう。ご両親とは明らかに異なる経歴を持つ佳代さんに憧れ、敬服されたのだと思います。ただ、一緒に暮らすとなれば別です。30年間過ごされた環境から出られ、新たな家庭で衝突が起きた時、ようやく目を覚まされても国民は“だから言ったでしょう”となるはずです。結婚に続き、将来、眞子さまが“失敗”に気付かれた時にも、皇室は再び国民の信頼を失うことになりかねません」

 思いを貫くお二人のお陰で、国民にとって取り返しのつかない事態がもたらされることになるのだ。

週刊新潮 2021年5月20日号掲載

特集「『眞子さま』は不幸にならないと目が覚めない!? 『小室圭さん』に“降嫁”で待ち受ける『佳代さん』との“嫁姑問題”」より

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