球史に残る伝説の満塁ホームラン列伝…根尾昂は球団史上3人目
プロ初打席でグランドスラム
中日3年目の21歳・根尾昂が5月4日のDeNA戦でプロ1号となる満塁本塁打を記録した。中日の日本人選手では杉下茂以来71年ぶりで、外国人選手を含めると球団史上3人目の快挙だった。
プロ1号が満塁弾だった日本人選手は、1983年の駒田徳広(巨人)、94年の鈴木尚典(横浜)、97年の井口忠仁(ダイエー。本名は忠仁で、現在の資仁は当時の登録名)08年の坂本勇人(巨人)ら錚々たる顔ぶれが並ぶ。中でもプロ初打席でグランドスラムを達成した駒田は、通算13本(歴代5位タイ)の満塁本塁打を放ち、“満塁男”の名をほしいままにした。...