ガッキー&星野源、共演から結婚した俳優の中でも“唯一無二の夫婦”と言われる訳

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芸能界の“盲点”

「女性セブン」は2018年3月、「リアル『逃げ恥』から1年3か月 星野源 新垣結衣のお隣に引っ越し!」(3月29日・4月5日合併号)との記事を掲載した。

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 記事の冒頭には《マンションの住民》が登場し、新垣結衣(32)を4年前から目撃していたが、どうやら最近は星野源(40)も引っ越してきたようだ、と証言する。

 ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系列)は16年10月から放送され、最終回は視聴率が20・8%に達した(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯、リアルタイム)。

 もともと売れっ子の2人だったが、ドラマの受賞式や関連イベントなどもあり、更にスケジュールは過密になったという。

 だが、2人が顔を合わせることがあれば、スタッフを交えて食事をすることもあったと女性セブンは報じた。

 誌面には《芸能関係者》が登場し、「星野さんは超多忙だったんですが、無理をして時間を作ってでも新垣さんとの食事会に参加していたそうですよ」と証言した。

 だが、2人の“関係”を詮索する記述は、これで終わりとなる。再び《マンションの住民》が登場し、新垣と星野は《徒歩数秒》という位置に住んでいるが、《行き来するところはさすがに見かけたことはないですが(笑い)》とオチを付けるのだ。

新垣・星野の“希少性”

 これまで新垣と星野の“関係”を伝える記事は、この1本しかない。それがいきなり5月19日に所属事務所を通じ、

《これからも互いに支え合い豊かな時間を積み重ねていけたらと思っております。未熟な二人ではございますが、温かく見守っていただけますと幸いです》

 と結婚することを発表したのだ。芸能メディアだけでなく、日本人全員が驚いたと言っても過言ではないだろう。芸能担当の記者が言う。

「芸能界の歴史を振り返ると、男優さんと女優さんが結婚した例は枚挙に暇がありません。ところが、本当に恋人や夫婦の役を演じたケースは稀なのです。

 例えば反町隆史さん(47)と松嶋菜々子さん(47)夫妻は、ドラマ『GTO』(98年・関西テレビ制作/フジテレビ系列)の共演をきっかけに結婚しました。ですが、このドラマは教育をテーマにしており、いわゆる恋愛ドラマではありません」

 これに対して、新垣と星野が共演したドラマ「逃げ恥」は正真正銘の恋愛ドラマだ。

“完敗”の芸能メディア

 そして先に触れたように、「結婚前に熱愛報道が全くなかった」という特徴もある。芸能メディアが全くのノーマークだったのは、女性セブンの記述で一目瞭然だ。

 週刊女性PRIMEは5月19日、「新垣結衣と星野源に『交際4年説』 貫いた“極秘愛”の舞台ウラ」との記事を配信した。

 この記事には《写真週刊誌カメラマン》が登場し、《結局、どの週刊誌も最後まで証拠をつかむことなく今に至ったんです。交際報道が出る前にゴールインまで漕ぎ着けたカップルには私ども完敗ですね》と脱帽している。

 そこで、「80年代以降、恋人か夫婦役を演じて、結婚を発表した」男女を10組ピックアップし、そこに「結婚前に熱愛報道があったかどうか」という項目を設けた。

 改めて、どれだけ新垣・星野組が芸能界の中でも珍しいか、実感していただきたい。

【上】の表には5組のカップルが並んでいるが、結婚発表前に“熱愛報道”がなかったのは松田聖子(59)と神田正輝(70)の元夫婦しかいない。

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