元横綱「稀勢の里」が語る「相撲部屋」改革論 早大大学院の修士論文でもテーマに

スポーツ

  • ブックマーク

 9日から始まった大相撲五月場所。看板の横綱・白鵬は6場所続けての休場と、協会はまさに土俵際である。そんな折、明るい話題の一つが、元横綱・稀勢の里の学位取得か。4万字にわたる論文を物したご当人、現・荒磯親方が「相撲部屋」改革論を語った。

 ***

「ゼミにいた1年間は、とにかく刺激的でしたね」

 そう振り返る荒磯親方。

「例えば“自分がもし荒磯親方だったら”というテーマの授業があって、企業経営者の方が“駅前の商業施設に部屋を構える”などの案を出すんです。...

つづきを読む